若者の悲しい現状
最近の調査で、若い男性が交際相手がいない率が6割を超えていることから、近年の男性の求人は特に厳しいことが伺える。
特に最近の所得格差の開きは、男性のほうが圧倒的に顕著に差が現れ、結婚し将来に希望を持てる男性の数が極端に少ないことも、この調査の結果から伺える。
そんな中で、一般の男性は恋のチャンスがとても低く、最近のストーカー犯罪や殺人にまでいたる恋の執着心は、こんな社会現象が大きく影響しているのかもしれない。
実際、男性の場合は経済力なくして、将来に安定した家庭を築くことはできない。
女性の場合は専業主婦やパートでサポートする形の生き方も選択できるが、男性の場合はそうは行かない。
収入や将来性において恵まれているとして、現在看護師の仕事が注目を集めている。しかしこれも女性に恵まれた職業で、将来性があるとして、男性でも看護師を目指す人が増えているが、彼らの職場は精神科などの特別な業務に集中していることから、看護師が女性に有利なのは間違いない。
しかし、いずれにしても、若い結婚適齢期の男性の60%以上が、交際相手もいないと言う数値は、今後の日本経済において大きな不安要素である。
交際相手がいなければ、当然結婚や子供には恵まれず、現在の少子化が更に一段進むことは言うまでもない。
高齢化の問題はいくらあがいても、いまさら対処の仕様がないが、しかし、少子化問題については、今の所得格差がなくなり、若い人が安心して家庭を持つことができれば、自然と解決できる問題である。